英語手紙の書き出し

英語手紙の書き出し

英語手紙の書き出し文例

英語の手紙の書き出しでまず気をつけないといけないのが、頭語です。日本語の~様にあたるのは Dear ~です。

複数の相手宛だと Dear Ladies and Gentleman 、相手の性別が不明の場合は Dear Sir or Madam 、男性には Dear Sir 、女性には Dear Madam 、男性名には Dear Mr.(last name) 、女性には Dear Ms/Mrs/Miss(last name) 、親しい友人には Dear(first name) になります。 女性の場合は、 Miss と Mrs は区別せず、 Ms とするのが最近は一般的です。相手と状況によって使い分けましょう。また、特定の学位を所有している博士や医師には Dr.(name) 、教授には Prof.(name) を優先して使いましょう。英語の手紙の書き出しで悪印象を持たれないよう、気をつけます。

英語メールの書き出しの場合だと特にそうですが、 Dear を使わない場合もよくあります。面識のある相手や、何度もメールのやり取りをしている相手だと Hi ~、という書き出しもよく使われます。この場合続くのはもちろんファーストネームです。ファーストネームで呼び合うような間柄の場合は Hi で書き出すのも悪くありません。

さて、英語手紙の本文の書き出しですが、基本的に最初に手紙の目的、理由などをまず示します。

1) I am writing to ~ ( ~のために手紙を差し上げます )
英語手紙の書き出しによく使われる便利な表現です。
あとに続く動詞としては、 request( 依頼 ) 、 complain (苦情)、 ask( 質問 ) 、 inform( お知らせ ) 、 apologize( 謝罪 ) などがあります。

I am writing to inform you that our sales office is moving to Baker Street in January.

2) Thank you for ~(~下さりありがとうございます)
お礼を述べる形から入る英語手紙の書き出し方です。最初にお礼を述べることでいい印象を与えることができます。

Thank you for visiting us at High-Tech Expo 2009.

3) I am happy, glad, pleased, delighted / I am sorry, I regret) to hear…
嬉しい報告、残念な報告を受けた場合の返事、もしくは報告をする場合の英語手紙の書き出しに使います。

I was delighted to hear that ・・・ ( いい知らせに対して ) 嬉しいです。
I was so sorry to hear that ・・・  ( 悪い知らせに対して ) 残念です。

I am happy to announce that ・・・ 良い知らせを報告する場合。
I regret to inform you that ・・・ 悪い知らせを報告する場合。

4 ) Regardingo ~ , ( ~に関してですが )
~の件に関してですがと始めて、コンマの後には、 we would like to… など普通の文章が続きます。

6) I am interested in ~ (~に興味があります)
応募、問い合わせなどをする際の英語手紙の書き出しに使えます。

7) I would like to ~ (~させて頂きたいと思います)
自分の希望を述べるときに使います。 以上のように、英語の手紙を書く際には大切な事を書き出しで述べます。 要点を最初に述べて関連事項を述べれば、相手はすぐに理解することができます。

また、初めての相手に英語の手紙やメールを送る場合は、書き出しの2~3行に「自己紹介」と「連絡の目的」を書きましょう。自分はどこの誰で、○○さんから貴方の連絡先をいただいた、というような簡単なもので構いません。その○○さんにも Cc を入れておくと良いですね。

メールを何度かやり取りしている場合(返信の場合)は、書き出しに相手のメールに対する簡単な感謝の言葉と、相手のメールを数行抜き出し、引用符をつけ、自分の回答・コメントをその下に書くことができます。